甲本ヒロシ論
こんにちは、二度目の投稿です。
前回みたく三日坊主にならないように頑張ります。
今日は気分転換に部屋の掃除をしました。
私の部屋にはたくさんの本があるので書棚の配置が大変です。
実は部屋にユニット書棚とビルトイン書棚あるのですが、両方とも本で埋め尽くされております。
基本的に私は2~3日で本を一冊読み進めているので、本のスペースを確保することが大変です。。。
新しい書棚買おうかな。。。
さて、今回紹介する本は
甲本ヒロシ論です。
この本を手に取ったきっかけはYouTubeにアップされていた一つの動画でした。
それはThe Blue Heartsがとある歌番組で名曲『青空』を披露するというものでしたが、
甲本ヒロシが奇怪な踊りや歌い方をして、炎上したというものでした。
正直、初めて見たときは「気持ち悪っ」と思ったのですが、なぜか不思議とその姿かっこよく思いました。
甲本ヒロシは自分のやりたいことを真っすぐにやりきる人です。
他人の目線などは一切気にしません。
自分のやりたいことに貪欲なその姿に憧れを持ち、そのような人になれない自分を恥じて悔し紛れに「気持ち悪い」と感じたのかもしれません。
甲本ヒロシ論では彼の生き様や考え方が凝縮されています。
中でも人は理想の自分になるために自分を演じ続けているという部分には感銘を受けました。
私は今就職活動をしていて「自己分析」という言葉が蔓延しているのですが、
分析したところで自分のことなんか完璧にわかるはずなんてないと思っていました。
所詮、就職活動のために自分の行動に理由をつけているだけなんです。
むしろ自己分析なんてしなくても、そんなものは端から分かっているはずなんです。
甲本ヒロシの言葉は私のもやもやを晴らしてくれました。
人は「自己分析」なんてきれいな言葉を使いますが、なりたい自分を演じているだけなんです。
それが悪いのではなく、むしろ人としての性。理想を演じ続けて生きていくものなんです。
この本を読んでさらに彼に対する憧れが深まりました。
今度アルバム買ってみようと思います。
ではでは。
改めます。
どうも
今まで(というか3回しか書いてないけど)は好きなアーティストのレビューを書いていたのですが、ブログに書いていた通りに飽きました。
文字通り三日坊主でした。
なので、音楽レビューはやめて自分が読み終わった本の読書感想文という形式で
はてなブログをしてみたいと思います。
より見てくれる人がいなさそうですが、自分が後で見返して本の内容を思い出すために使いたいと思います。
ネタバレにならないように内容についてはあまり深く触れないようにしようと思います。
今日読み終わった作品は
有川浩さんの『ストーリーセラー』です。
バイト先の飲み会にて後輩の女の子におすすめされて、酔った勢いでAmazonで買いました。
元から『レインツリーの国』『阪急電車』などは読んでいて、『植物図鑑』『図書館戦争』なども有名なので有川さんの世界観はある程度理解しているつもりです。
今作も純愛ストーリーの作風ですが、少し今までとは違う雰囲気を感じました。
あらすじとしては、ある作家とその彼氏が「小説」がきっかけで巡り合い、恋に落ちるという内容です。
『イニシエーション・ラブ』などのように最近では二部構成の作品が多くありますが、今作はありがちな並行世界やスピンオフ形式とは違った形での構成となっていてとても新鮮でした。
自分として良かったなと思う点は、内容に良い意味で緩急の差がなかったところです。
内容に緩急があるとグッと引き込まれてスピード感を持って読めるのですが、逆に「緩」の時に私はじれったく感じてしまいます。
今作は冒頭に「急」を持ってくることで、冒頭の繋がりを意識しながら本を読むことができます。ある意味では「緩急」が存在しないスタイルによって、一定のペースでどんどん読み進めることができました。(私は一日で読み終わりました。)
ぜひお薦めです。