改めます。

どうも

 

 

今まで(というか3回しか書いてないけど)は好きなアーティストのレビューを書いていたのですが、ブログに書いていた通りに飽きました。

 

文字通り三日坊主でした。

 

なので、音楽レビューはやめて自分が読み終わった本の読書感想文という形式で

はてなブログをしてみたいと思います。

 

 

より見てくれる人がいなさそうですが、自分が後で見返して本の内容を思い出すために使いたいと思います。

ネタバレにならないように内容についてはあまり深く触れないようにしようと思います。

 

 

 

 

今日読み終わった作品は

有川浩さんの『ストーリーセラー』です。

 

バイト先の飲み会にて後輩の女の子におすすめされて、酔った勢いでAmazonで買いました。

元から『レインツリーの国』阪急電車などは読んでいて、『植物図鑑』『図書館戦争』なども有名なので有川さんの世界観はある程度理解しているつもりです。

 

 

今作も純愛ストーリーの作風ですが、少し今までとは違う雰囲気を感じました。

 

あらすじとしては、ある作家とその彼氏が「小説」がきっかけで巡り合い、恋に落ちるという内容です。

 

 

イニシエーション・ラブ』などのように最近では二部構成の作品が多くありますが、今作はありがちな並行世界やスピンオフ形式とは違った形での構成となっていてとても新鮮でした。

 

 

自分として良かったなと思う点は、内容に良い意味で緩急の差がなかったところです。

 

内容に緩急があるとグッと引き込まれてスピード感を持って読めるのですが、逆に「緩」の時に私はじれったく感じてしまいます。

 

今作は冒頭に「急」を持ってくることで、冒頭の繋がりを意識しながら本を読むことができます。ある意味では「緩急」が存在しないスタイルによって、一定のペースでどんどん読み進めることができました。(私は一日で読み終わりました。)

 

ぜひお薦めです。